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PSO有名SC?「英雄はお前じゃない>アッシュ」
Ammo
2008/09/18 09:21

フガ。

>PSUのストーリーは何だか巻き込まれ…
PSOのストーリー展開が面白いと感じた理由は、実は「あれはメインエピソード
じゃない」ということが大きいのですよ…w

実はストーリーに関しては、ある意味PSOとPSUでは真逆な構造になっています。

PSOストーリーのメインストリームは「ラグオル第一次(先発)移民団の行方と、
地表で何が起こっているのかの調査(タイレル総督からの公式要請)」と「総督
の娘・リコの捜索(総督の愛人?秘書の個人的依頼)」の2件。皆さん解ると思い
ますが、このキャンペーンシナリオにはNPCが殆ど出てきません。リコが残した
メッセージを一方的に読んで、ラスボスまで戦っていくだけというシンプル構造。

逆にPSOの場合、「やるもやらないもユーザーの自由」として設定されたサブ・クエ
ストで、「旦那」「ヘタレ」「モンタ君」等の愛称で呼ばれるまでになるNPC達が
登場するわけです。やらなくても全然OKですが、やると「ブラック・ペーパー」や
「一世代前の四英雄?ドノフ、フロウウェン、ゾーク、タイレル」といった「PSO
が○倍楽しくなる設定」が垣間見えるようになって凄く「得した気分」になれますw

キャンペーン・シナリオを淡泊(大まかな流れ程度)に作っておいて、個々のサブ・
クエストで色んな仕掛けでプレイヤーを楽しませる…これって、一種テーブルトーク
RPG的な構成です。


これに対して、PSUの場合は「PSOはメインストーリーが淡泊すぎる」というユーザー
の声を反映して今の形になったわけですが…歯に衣着せぬ言い方をすると、FFシリーズ
と同様の「ゲームを遊ばされている」匂いプンプンなのですよね…。「やれば○倍楽し
くなる」という「お得感」ではなく、「やらないと話がよく見えない」という「損した
気分」に基づいたキャンペーン・シナリオ構造になっているのです。挙げ句の果てが、
「ストーリーやらないと絶対手に入らないアイテムが交換素材に必要」だったり…。



そう考えると、PSUのストーリーが決して弱いわけでも悪いわけでもないのです。原案
はなかなかなのに、演出がからっきしダメだというか…。


典型的なのが、PSOのエリ・パーソン系クエストとPSUのストーリー。
いよさんも印象に残る「心のかたち」は、やってもやらなくてもよいサブ・クエスト
です。しかしプレイしていると、EP2のサブ・クエストで「あの時(「心のかたち」の
時)も、そうやって叱咤激励してくれた」という内容のセリフが出てきたりする心憎い
演出があります。

これに対し、実はほとんど同じ展開がPSUにもあります。ガジェット開発に手を貸して
しまい、しかも自分は生き残ってしまったと絶望するトムレイン教授に対してライアが
渇を入れ、リュクロス出現とSEED再来襲への防衛に弱音を吐くライアに、今度はトム
レイン教授が「以前、私を叱咤激励してくれたのは貴方ですよ」という内容のセリフ
を言うのです。あ、そこの方、「エリちゃんとジジイじゃ同列じゃないだろっ!?」と
いうツッコミは却下の方向でw


物語として考えるなら、グラール太陽系随一の頭脳と若き総裁の会話という意味で、
トムレイン教授の言葉は「歴史に残る名言」になれるでしょう。
対してラグオルの新米オペレーターが、ユーザーの数ほどもいる(笑)英雄に言った
言葉は、まぁ絶対「教科書では教えない」名台詞になるでしょうねw

ですが、「ナンバーワンではなくとも、オンリーワンな英雄」、つまりSarahさんが
言うような「特別な自分」を感じさせてくれるPSO型のシナリオ演出の方が、ユーザー
には好評だったというわけで…。

ですから、PSUのシナリオそのものが悪いというよりも、料理の仕方がマズかったで
しょうね。ユーザーは「サブ・クエストだからこそ味がある」ストーリーを「メイン
のシナリオでやれ」と無茶な注文をし、ソニチはソニチで「ユーザーはナンバーワン
英雄を追体験したいのかぁ」とこれまた勘違いをしてしまって…という(苦笑)。

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